大学では映画制作をされていたそうですね?

映画サークルに入って、北海道大学を舞台にした映画を作っていました。プロデューサー的な立ち位置で関わったのですが、自分に技術がなくても作品が作れることに面白味を感じて、就職活動でもアニメ制作会社やゲーム会社を中心にまわりました。でも、活動を進めるうちに、「自分は作品を生み出す制作よりも、作品を広める宣伝の方に興味があるかも」と思い始めて、映画・アニメといった特定の業界だけではなく、もっと広い範囲でプロモーションができる仕事を志望するようになりました。

ピクシブに興味を持ったきっかけは?

ベンチャー専門の人材紹介会社からの紹介です。初めは作品を生み出すクリエイターの方々が多く登録していて、毎日たくさんの作品が投稿されるサービスに魅力を感じました。そして面接をしていく中で会社への興味が高まり、お会いした社員の方たちにも惹かれるようになりました。

ピクシブの面接で印象に残っていることは?

印象的だったのは、当時の役員の方が「pixivは今、プラットフォーム的な側面が強いけどそれを崩すことなく、pixiv発の作品でメディアミックス展開にもっと関わっていきたい」と語っていたことです。すでに100万部を超えるようなヒット作も生まれていましたが、これからさらにプロモーションを仕掛けていくとなると、当時は社員規模も100人程度だったため、自分にもチャンスが回ってきやすいのではと思いました。他にも出版社など数社から内定をいただきましたが、自分が将来、何をやっているのかを一番想像できなくて、一番ワクワクしたのがピクシブでした。

現在の仕事内容について教えてください。

pixivコミックで、出版社への営業を担当しています。日々の更新作品について出版社とのやり取りや、pixivコミックに向いている作品を見つけて、出版社にpixivコミックでのプロモーションの提案を行っています。pixivの広告枠を活かした作品の宣伝や、効果的な作品の更新スケジュールを提案していくことも大切な仕事になります。

担当している編集部はいくつありますか?

30誌ほど担当させていただいています。もともと繋がりのあった編集部の方から、別の編集部を紹介していただくことが多いです。出版社営業のメンバーは4人いて、全員で120誌ほどを担当していますが、自分の担当作品はみんな細かくチェックしていて、プロモーション次第でもっと人気が出そうな作品はどれか、どの作品を推していこうかなど、みんなで話し合ったり、施策を練ったりしています。

出版社は、pixivコミックのどこに魅力を感じていると思いますか。

世の中にはたくさんのマンガサービスがありますが、pixivコミックの強みはやはり、pixivという投稿サービスを母体としているところです。サービスの特徴として、好きな作品や作家さんを広めたい、応援したいと思っているユーザーが多いですね。pixivコミックのユーザーは作家へのリスペクトがあり、作品に対してきちんとお金を払う人が多いという印象があります。pixivコミックで読んだ後、書店に行って本を買うユーザーも多く、そういった点も出版社へのアピールになります。

営業として、力を入れていきたいことはありますか?

ユーザーに対しても、出版社に対しても、pixivコミックを使って良かったと思ってもらえるようなプロモーションを展開していきたいと思います。出版社がもっと作品を掲載しやすくなる仕組みを作ったり、BOOTHなど他のサービスもからめて、pixiv関連サービス全体で価値を提供できるような提案をしたり、提案内容を増やす努力をしていかなければと思っています。また、作家さんに対しては、クリエイター活動を行うことでちゃんと生活できる環境を整えてあげたいですね。10年後には、マンガは今と全く異なる姿のコンテンツになっているかもしれませんので、時代やニーズに応じたサービスを考えていくことも必要です。

思い出に残っている仕事を紹介してください。

社内向けと社外向けのイベントで、2つあります。社外向けのものでは、WEBマンガ総選挙と企画になります。私は入社した年から企画に携わっていますが、2019年は全体進行を任せてもらいました。企画内容はWebで発表されたマンガのNo.1を決めようというものでです。ユーザーの方々からノミネートされた2500作品を50作品に絞り、その中からベスト10を決めて発表しました。半年間ほどかけて進める仕事ですが、日々の営業と並行して行うのは、自分には荷が思い仕事だなと当初感じました。でも、自分の実力よりも高いレベルの仕事をやりきったおかげで、視野もスキルも広がったと思います。何より、ノミネート作家さんや編集者さんから作品の認知が広がって参加してよかったといっていただいてとても嬉しかったです。またユーザーに向き合ってイベントを企画し、大きな反響を得ることができたのも、貴重な経験でした。

社内向けのイベントでは、どんな想い出が?

入社1年目の新年会で、全体進行を担当しました。ピクシブでは、その年に入社した新卒メンバーが社内イベントの企画・運営を行うことが多いです。私たちの代では社員150名が参加する新年会の企画を練りました。そして、ダンスホールを借り切って、会場をカジノ風にする新年会を開催。仮想通貨を発行し、本職のカジノディーラーを呼んで、本格的なルーレットやトランプが楽しめるようにしました。アームレスリングや早食い競争、クイズ大会などの催し物もたくさんあり、かなり盛り上がりました。ピクシブはビジネスでもイベントでも、早い時期からいろいろ任せてもらえる会社だなと思います。

最後に、ピクシブへ入社を検討されている方へのメッセージをお願いします。

私は採用にも携わらせてもらっており、新卒向けのインターン企画や採用要件のすり合わせなどを担当しています。繰り返しますが、ピクシブはいろいろなことを任せてもらえる会社です。それも、経験がないことに挑戦させてもらえる。だから、チャレンジ好きな人が多くて刺激にあふれ、楽しいんです。私も、自らが行ったプロモーションでpixivコミックから大ヒットが生まれ、作家さんに喜んでもらえるように挑戦を続けていきます。