新卒では、大手広告代理店に入社したそうですね?

ピアノやお絵描きなど「表現」することが好きだったのもありますが、自ら創造して人に伝える、影響を与える仕事がしたくて、博報堂に入社しました。そこで営業職を約6年担当した後、戦略仕事や経営に興味があり、試験を受けてマーケティングへ職種転換し、約2年勤めました。

その後、ゲーム会社へ転職されたのですね?

広告は「創造力」で人を笑顔にすることができる素晴らしい産業でやりがいは感じていました。しかし、もっと事業や経営にどっぷり浸かりたい、そのために自分が好きな領域でプロダクトに根ざしたマーケティングをしてみたいと考え、ゲーム会社のマーケターに転職しました。マネージャーとしてハードにKPIを追うなど貴重な経験を積み、デジタル・アプリ関連の知識を深めることができました。

3社目の転職先として、ピクシブを選んだのはなぜですか?

理由はいくつかありますが、1つは「創作活動がもっと楽しくなる場所を創る」という素敵な企業ビジョンとそれに紐づく各プロダクトの魅力です。「創作活動の大変さを少しでも価値あるものにしたい。少しでも楽しんで創作活動をしてほしい」という想いで生まれたプロダクトを多くの人に広めたいと思ったのです。

マーケターとして、ピクシブのどんな点に注目しましたか?

ミッションとプロダクトが噛み合って企業が成長し続けていることです。またビジネスモデルが1つずつ違うプロダクトを展開していることです。中でもpixivは4,000万もの圧倒的な会員数(2019年)を誇り、大きな影響力を持っています。さらに、発展途上の他プロダクトに関しても、クリエイターやユーザーファーストで生み出されているからこそ、マーケティングでさらなる事業成長が見込めると考えています。なので、マーケターとしての介在価値が高いと感じました。

他に、ピクシブのどんな点に魅力を感じましたか?

何より一緒に働く「人」の魅力です。面接や、入社前に招待された社内ランチで多くの社員と話すことができましたが、皆さん「やりたいこと」がある一方で、人の話を「聴くこと」に長けている素直で優秀な方が多いと感じました。私はいつか、企業経営に携わりたいと思っているのですが、キャリア選択の決定打になったのは社長のアドバイスです。「いずれ経営に携わりたいなら、自分が本気で尽くしたい領域を選んだほうがいい」という強いメッセージが、一番心に刺さりました。

ピクシブには、マネージャーとして入社されたのですね?

入社時より「マーケティング戦略室」のマネージャーを任せていただいています。部署の歴史は浅く、組織作りから始めていますが、メンバーの方々の優秀さに日々助けられており、今はチームの化学変化を見ているのが楽しいです。初めの1ヶ月は、役員やビジネス職のマネージャーの方々ほぼ全員と話しをさせていただき、課題のヒアリングから始めました。色々な方と話をさせていただく中で、やりたいこと、やらなければならないことも見えてきました。

マーケティング戦略室として、やりたいこと、やらなければならないこととは?

1つ目は、各プロダクトのマーケティング戦略、ブランド戦略の強化です。個々の事業成長はもちろん、魅力を発信しきれていない課題があるので、SNSや広報PRの強化をし、企業全体のブランド力も高めていきたいです。2つ目は事業間の連携を強化して、より多くの人に愛され、利用していただけるプロダクトサイクルを創っていきたいと考えています。また、ナレッジ共有の勉強会なども計画しており、全社員がマーケターの視点を持って動けるようにしていきたいです。

入社してみて、ギャップなどは感じていますか?

想像以上に、優秀な社員が多かったです。優秀さには色々あると思いますが、ピクシブ社員の優秀さは「生み出す」「自走する」「スピード」が共存していること。その前提には、「仮説」と「想い」をスピーディーに形にするスキルが必要ですが、そのサイクルがうまく回っている人が多いですね。「情熱」がある方々に提案すると反応も多くて楽しいです。あとは、福利厚生で家賃補助があり近くに住んでいるからか、みんな心地よい温度感で仲が良いです。

最後に改めて、ピクシブで実現したいことは何ですか?

職種面では、ピクシブの各プロダクトが各所で「最近勢いがあるぞ!」と思ってもらえるようなマーケティング・ブランディングを実行していくことです。組織面では、面白い優秀なメンバーの個性を引き出しつつ、開発組織なども含めたワンチームで楽しく、情熱的にビジネス成果を追い求めていけるチーム作りをしていきたいです。

また、1つの想いとして小中学校の授業で「絵を描くこと」に苦手意識を持ってしまう若い方が一定数いると思うので、「良し悪し」ではなく「絵を描く楽しさ」をピクシブが伝える・教えることで、そういう方を少なくしたいです。苦手意識がなくなることでイラストやクリエイターの方々を身近に感じられるような世の中を創れたら、「イラスト」が関係するコンテンツやプロダクトはもっと輝くと信じています。