提案することで、事業に深く貢献するデザイン組織へ。
Marketing & Communication Design Division
Communication Design Section Creative Unit Unit Lead
2023年10月中途入社
お仕事の内容を教えてください
Creative Unitは、デザインの力で課題を解決し、事業に貢献する部署です。
私自身は、デザイン制作はほとんどせず、ユニットのマネジメントと組織作りに注力しています。具体的にはチーフのフォローや依頼部署との調整、仕組みや進行フローの改善、メンバーとの1on1などが主な業務です。また、リーダーの育成も大きなミッションで、成長計画の策定や目標設定、評価制度の整備にも取り組んでいます。
デザイナーはスキルを数値化しづらい職種です。現在はビジネス職主体で構築された評価制度をベースにしていますが、今後はインハウスデザイナーの能力や成果が正しく反映される制度を構築する必要があると考えています。
ピクシブ入社までのキャリアについて教えてください
20代前半からデザイナーを志望していたものの、当時は就職氷河期だったことに加えて地方在住だったため、事務や販売員の仕事をしていました。転機となったのは20代後半に自分のキャリアへの不安から上京し、モバイルコンテンツの会社に転職したことです。最初は現場デザイナーとしてUIデザインなどを担当し、経験を積むに従い、マネジメントを担当するようになりました。
ピクシブに転職した理由は何ですか?
当時、勤務していた会社でデザイナーの人員削減の動きが起きたのがきっかけです。今後の長いキャリアを考えて、マネジメントの経験を活かせる仕事を求め転職を開始しました。
子育て中のため、リモートワークやフレックス、残業時間など労働環境を重視した上で、事業内容にも魅力のある企業を探していました。かつてクリエイターに憧れを持ちながらも叶えられなかった私にとって、「創作活動を、もっと楽しくする。」というピクシブの企業理念に強く惹かれました。
最終的な決め手は、面接でお会いした社員の皆さんの雰囲気が良く、今の上長が当時のデザイン組織の課題を包み隠さず話してくれ、自分の経験を強みとして発揮できると感じたことでした。福利厚生などの各種制度も充実していて、社員に寄り添う意識が高い会社と感じた点も大きな後押しとなりました。
リーダーとして心がけていることはありますか?
「絶対にこうだ」という固定観念は持たないよう意識しています。若い頃は正義感が強く、おかしいと思えば率直に指摘していました。それがマネジメントを経験して視座が上がるにつれて、立場がある者が正論を押し通す危うさを感じるようになりました。今は自分の考えに固執せず、できる限り周りの意見を受け入れるようにしています。
また、自分の失敗談や情けない話もメンバーに積極的に話すようにしています。上司だから正しいということは決してなく、少し疑ってもらうくらいでちょうど良いと考えています。人間味がある上長だと思ってもらうことで、メンバーが相談しやすい空気感を大切にしています。
ピクシブのデザイナーには、どのような資質が必要だと思いますか?
1つ目は、あらゆることを突き詰める探究心です。ピクシブには様々な領域に精通した人が多いですが、デザインに対しても深く探究するプロフェッショナルな方が集まっています。Adobeの機能やフォントなどに詳しいメンバーが多く、ベースとなる知識量やデザインスキルが非常に高いと感じます。
2つ目は、思考力とバランス感覚です。前職では質に加えて、量とスピードが求められる仕事でした。一方、ピクシブでは「ユーザーにどんなメリットがあるのか」「どういった体験を提供したいのか」といった根底部分を突き詰めるプロセス設計に時間をかけ、一つ一つのデザインに対して常に言語化していきます。
ただ、ビジネス的な観点からスケジュールやタスク管理も疎かにはできません。完璧を求めるデザイナーとしての理想を抱きつつも、冷静にプロジェクトを着地させることとの両立が活躍の鍵だと思います。

1日のよくあるスケジュールを教えてください
・9時:業務開始、タスクとスケジュールの確認
・10時:リーダーブリーフィング
・11時:会議、自分のタスクを進める
・12時:ランチや昼食の買い出し、家事など
・13時:会議、1on1、資料作成や、他部署との連携
・16時:調整会(依頼内容の確認・割り振り、チームの負荷調整)
・18時:退勤、下の子を保育園へお迎え
現在はほぼ在宅で働いています。通勤時間がない分、お迎えに行く直前まで仕事ができるのは大きなメリットです。
子どもの体調不良時も、フル出社時代は休まざるを得ませんでしたが、リモート勤務のおかげで、柔軟に対応できています。周囲の理解も深く、仕事を抜けなければならないときも「お気をつけて」「大変ですね」と温かく声をかけてくれます。キャリアを諦めず、育児と仕事が両立できる環境がとてもありがたいです。
仕事と育児を両立するための工夫はありますか?
「無理をしないこと」です。夫が在宅勤務の時は、家事や育児をしてくれるので遠慮なく甘えるようにしています。あまり明確に役割分担をしていないので、お互いの動きを見て臨機応変に対応し支え合っています。夫が協力してくれる分、家庭のことは融通が利くので、今は仕事に最大限のプライオリティを置くことができています。
娘が小学生になって帰宅時間が早くなったため、業務時間中も母としての役割を求められるようになりました。当初は仕事中にお構いなしに話しかけられ、集中力が途切れてしまうこともありましたが、最近は娘から「今大丈夫?」と聞いてきたり、会議が終わるのを待って部屋を覗きに来たりと気を遣ってくれるようになりました。子どもを待たせてしまう分、話を聞くときはPCから一旦離れる、褒める際は完全に満足させてから仕事に戻るなど、意識的にバランスをとっています。
スキルアップのために取り組んでいることはありますか?
終業後は家庭のことが中心になるため、自己研鑽の時間を確保するのは難しいのが現状です。ただ、ピクシブでは業務時間内に勉強会へ参加することや、仕事に関連する書籍を読むことなどが推奨されているため、合間を見つけて取り組んでいます。
先日、参加した会社主催のマネジメント研修では、改めてメンバーの育成について学び、初心に立ち返ることができました。管理職として働いてきた経験が長いからこそ、わかったつもりになってしまい、基本的なプロセスが十分でないことに気付かされました。組織全体の成長につなげるために、メンバーラインだけでなくマネージャーに対しても定期的な育成があることは本当にありがたいと感じています。
今後の展望を教えてください
Creative Unitとしては、まだ理想の形を模索している段階です。現在のチーフの大半はマネジメント経験がないものの、メンバーにとっての一番の理解者であり、目指すべきデザイナー像であってほしいと期待しています。その環境を作るのが私の役割だと考えています。
デザイン業務においては、依頼に対して迅速かつ正確に応えるだけでなく、デザインの力でより大きく貢献できるような「提案できるデザイン組織」を目指していきたいです。
個人としては、常にアップデートを意識して日々改善に取り組む姿勢をメンバーに見せることで全体のモチベーションアップにつなげ、頼られる存在でありたいと思っています。




