お仕事の内容を教えてください

海外におけるpixivのブランド強化を図るブランドアクティベーション室(以下BA室)という部署に所属し、プランナーとしてさまざまな企画の立案・実行、マーケティングに携わっています。直近は新規サービスの立ち上げにも関わっていて、他部署を巻き込んだ横断プロジェクトを進めています。 チームには企画担当のビジネス職とエンジニア職のメンバーがいて、日々模索しながら双方のマネジメントに取り組んでいます。エンジニアのマネジメント経験はありませんが、ピクシブのエンジニアの成長を支援するための「エンジニアギルド」という組織の力を借りることができるので非常に助かっています。

ピクシブに入社したきっかけはなんですか?

小学生の時からマンガやアニメが好きだったことがきっかけで日本への興味を持ち始めました。私は台湾出身なのですが、2008年頃に日本のアニメやマンガを紹介する雑誌を読んだ際にpixivを知って登録しました。日本の大学を卒業後二社で働いたのですが、やりたいこととは遠い仕事だったので転職を決意しました。その際に転職エージェントからピクシブの求人を勧められたことが応募のきっかけでした。

ピクシブではどんなキャリアを歩まれているのですか?

入社後の約2年間は、コミュニティマネジメント(以下CM)としてpixivの問い合わせ対応を担当していました。この仕事を通してpixivへの理解が深まり、現在のプランナーとしてのキャリアに役立っていると感じています。 CMを全うしつつも、海外に関わる仕事に携わりたいという気持ちがあったため、ある日pixivのローカライズの重要性について社内でプレゼンを行いました。それがきっかけで徐々に海外向けの仕事を任せてもらえるようになり、その後新設されたBA室へ異動になりました。

ピクシブに長く在籍されていますが、働き方や仕事への臨み方などは変化がありましたか?

これまで2年前後で転職してきたので、ピクシブで長く働くことはあまりイメージしていませんでした。入社当時は自分も含め社員の平均年齢も20代と若かったのですが、会社のさまざまな制度が整うにつれて長期的に働くイメージができるようになりました。実際、社員の平均勤続年数も伸びています。 働き方は、CMからプランナーへ変わったことで大きく変化しました。CMの主な仕事は「維持と改善」ですが、プランナーは「課題を発見し、企画で解決する」という仕事です。大きなキャリアチェンジでしたが、さまざまな施策に携われる今の職種の方が自分には合っていると感じています。

BA室で、これまでどんな施策を担当されてきましたか?

世界中のクリエイター約1万人が参加した大規模オンライン作画フェス「Drawfest」のプログラム企画や、ロサンゼルスで開催された「Anime Expo」でのブース出展など、世界のクリエイターに向けた企画を担当してきました。クリエイターが飛躍できるような企画の提案やサポートを心がけています。 現地のクリエイターと関わる機会を通して感じたことは「創作が好き」という気持ちは世界共通だということです。

一番思い出に残っている仕事について教えてください

すべて思いを込めてやってきたのですが、最も成し遂げたかったことの1つとして形にできたのは「ARTISTS IN TAIWAN」という台湾で活躍するクリエイターの作品を掲載した画集の創刊でした。入社当時から、海外でイラストレーターがもっと注目される場をつくりたいと思っていました。コロナ禍に企画を進行していたので現地に行くことはできなかったのですが、現地の出版社と書店の協力のおかげで実現できました。完成した画集を初めて手にした時は本当に嬉しかったです。現地の大きな書店で展示イベントも開催でき、台湾のイラストレーターが大きく注目される機会になったと思います。


ピクシブで働くことの楽しさはどんなところですか?

社員がクリエイターへのリスペクトを持ち、全てのプロジェクトがクリエイターファーストで進んでいるところです。 そのほかには、Z活動と呼ばれる部活動のような社内コミュニティがあることです。会社から活動費用の補助が出るため、同じ趣味を持つ社員と業務外で交流する機会が広がる手助けになり、とてもありがたいです。

スキルアップのために心がけていることはありますか?

日本語は母語ではないので、日常のコミュニケーションを取る際は常に認識にずれがないかを確認し、誤解がないように心がけています。伝えたいことが正しく伝わらないこともあるので、不安がある場合や間違いに気づいた時には、その都度、細かい修正を行うようにしています。特にSNSやプレスリリースなど、オフィシャルな場での情報発信はとても難しく感じています。上司や周りの方にたくさんサポートしてもらいながら日々学んでいます。

今後取り組んでいきたいことや、ビジョンについて教えてください

日本国内と比べて、海外におけるpixivの成長の可能性はまだまだあると感じています。 アジア圏では、複数ある作品発表プラットフォームの中でpixivを選んでいただき、英語圏ではサービスの認知度をより向上させていきたいと考えています。 そのために、言語の壁を越えてイラストを描くことや交流することを今よりもっと楽しんでもらえるような施策を開催していきたいです。 将来的な理想は、国内・海外で同じ企画を実施することです。「好き」という気持ちは世界共通ですが、国・地域によって取るべきコミュニケーションの仕方が異なります。「好き」をシェアしつつ、受け入れてもらえるように工夫しながら今後もクリエイターが世界にはばたけるようにサポートしていきたいです。